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ルポライターを目指し日々奮闘中。日常の些細な事も含めて、オリジナル記事や創作したストーリーを載せています。

ソーシャルセキュリティをめぐるイマとカコを探る

政治を考える上で社会保障政策は有権者の支持に大きく影響する。ところで社会保障とは何だろうか?

  • セーフティネット(安全装置)
  • 人々が抱えるあらゆるリスクを想定した上で生活を維持するための保障  

私たちが生活する上で、自然災害、怪我、病気、障害、失業などの様々なトラブルが予期せぬ時に起こる。こうしたトラブルが生じると普通の生活を送ることができなくなり憲法が保障する健康で文化的な生活が送れなくなる。そこでこうした危険を国が政策として責任を負うことで私たちの生活が担保されている。しかし高齢化社会が到来する日本において社会保障費は年々拡大し財政圧迫の原因となっている。

最初の社会保障

日本において最初の社会保障として登場してきたのは明治時代の「恤救規則」と言われている。身寄りがなくて極貧の人々にコメを支給する。しかしあくまで自助、共助が前提となっており、国が義務として支給するという方針は否定されていた。国が介入するということが当たり前ではなかったということが分かるだろう。

 公的年金として最初に生まれたものは「恩給」と呼ばれる。この支給対象として分類されたのは軍人や文官の人々に対してであった。従って非常に限定的で一部の対象が受給対象になっていた。幅広い国民を対象とした一般の人々に社会保障制度が作られるようになったのは1914年の第一次世界大戦の後になってからのことであった。

 日本で最初の社会保険

1922年に日本で初めで社会保険(医療保険)が誕生した「健康保険法」である。しかし方針としてセーフティーネットとしての役割が背景にあるのではなく、国の経済力と軍事力などの強化を目的とした保障であった。昭和に入り恤救規則に変わり現在の生活保護法の原型となる救護法が誕生した。特徴として幅広い対象に応える方針に変化している。

 昭和の戦時体制に入ると国民健康保険法、船員保険法、厚生年金法などが保障された。特に軍人やそれに付随する人々に対して年金・保険などに手厚い保障を与えた。背景には戦争があり国力を維持し総力戦を完遂する目的があったのではないか。

 その後第二次世界大戦で敗れた日本は一時アメリカに占領された。日本国憲法が制定されその中で生存権が保障されたことにより「生活保護法」が生まれた。1946「失業保険法」1947「児童福祉法」「労働者災害補償保険法」1949「身体障碍者福祉法」などが誕生した。

 

私はまだ学生なので特例措置を取り免除している

  • 国民皆年金=すべての国民が年金保険に加入
  • 国民皆保険=すべての国民が医療保険に加入

するということになっている

 

年金=老後の生活に備えてお金を支払うことで、老後の生活を保障するため国から支給される生活費

 

医療保険=病気やケガなどで病院にかかる際医療や医療費が保障される保険

 

歴史を紐解くと社会保障が必ず保障していたとは言えない。対象が限定であったのが徐々に保障対象が拡大されていったとも見える。

 

ここで保険と公的扶助についての違いを考えてみよう。

保険

には強制保険、任意保険と種類があるがあくまで加入者からお金を集める。事前条件も含めてできるだけ平等に負担する。つまりリスクがより現実的な人間は他と比較して高額になる。集めたお金をまとめ相互に保険を掛けるというスタイルをとる。つまり集めたお金はリスクが現実化した人に支払われる。もちろん加入者は自らのリスクが現実化しなければお金は消える。つまりお金を払うことで万が一の際のリスクマネジメントができる。できるだけ公平な負担を設定しているのが特徴である。

公的扶助

生活保護の例をよく持ち出されるが使われるお金は国民から集めた税金である。租税として強制的に課税したお金を生活保護受給対象者に支給される。構図として国民の税金が使われているので不平等で有り批判の対象として槍玉に上がる。働ける人間が不正に受給する場合もあり議論の的にもなっている。額面は地域などの条件によって異なるため一概には言えないが、労働者の勤労意欲(インセンティブ)を奪うという部分もあり今後どのようになぅていくか見所である。普通に働いて得られる金額と生活保護があまり変わらないという意見もあり廃止すべきだという強い意見がある。

THE END

財政赤字が進む日本では無駄な支出を削る必要を誰もが認識している。借りたお金はいつか必ず返済しないといけないという大前提がある。だからこそ負債を減らすベクトルに進んで行かないと次の世代に負担が重なる。おまけに少子高齢化により社会保障費が拡大する一方で、働き世代の減少などで足りないお金を補うために増税が進むことは目に見えてる。家計では収入応じて支出を決めるという当たり前のことが行われるが、マクロな国というレベルで考えると政策に応じた支出に合わせて収入が必要な部分がある。だからこそ意味のない無駄な計画を事前にストップすることが必要ではないだろうか。

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