Small dreams≧Real life

「ぽぽぴ」のBLOGへようこそ。ルポライターを目指し日々奮闘中。日常の些細な事だけでなく完全オリジナルのショートストーリーなどを含めて幅広く記事を書いて載せています。但し更新の頻度は不規則です。

闇の中に置き去りにされた男の話

都市夜景は現代の象徴!ということで明かりの先にどんな生活が展開しているのか想像してみた。光の先に十人十色の人生があり様々な人間模様が存在して欲しいけど現実には同じような金持ちのセレブが住んでるのだろうね。何はともあれ夜景の光の一部としてしっかり絵に収まってるから感謝。
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東京の隅田川沿いのとある場所からビル、マンションを撮ってみた。夜景を眺めるのに必要なのはカメラと光を見逃さない目。撮影もそこそこにして辺りを見回すとベンチを発見した。少しだけ肌寒い季節たが、暫くベンチに座ってみた。誰も来ないよ。でも人通りが全くないから解放感もあってなんだか嬉しい。秘密基地で休んでるかのような安堵感がたまらない。たまに季節外れの格好で走ってる人もいるけど人通りは少ない。ランナーについては風邪引かないのかなとか思ってる。するとそこへ一組の若いカップルが登場。どうやらこちらに気づいてないようだ。カップルは芝生の上に座り話し込んでいる。川の汚れて濁った水が岸に打つ小さな音しか聞こえないから会話が丸聞こえだった。男「綺麗な夜景でしょ。ここは俺が見つけた穴場なんだ。誰にも知られてないからね。」俺も秘密基地にしたからあなたのものではない!!とツッコモウかと思った。女「凄く綺麗だね。初めてこんな夜景見た。」男「まあいつかあの一番上に光ってる部屋から下を見てみよう。違った方向から見るのも面白いだろ。」女「それいいね。頑張って稼いでね。」会話を聞きながらハクションと三連発してしまった。寒くて我慢できなかったのだろうか?カップルは驚いたのか、あるいは他に理由があるのかわからない。私を暗闇に残し光の方へと歩いていった。



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