Small dreams≧Real life

ルポライターを目指し日々奮闘中。日常の些細な事も含めて、オリジナル記事や創作したストーリーを載せています。

連なる鎖を断ち切って

何かが足りないわけじゃないけど、何処か閉塞感を感じると思っている。世界経済が不安定だからなのかあるいは先行きが不透明で不安からなのかそれとも他に原因があるのか分からない。それでも何とも言えない前途を塞がれたような絶望を感じる。

 日本について言えば古き良き時代は完全に終わりを迎え新しい時代の過渡期に入ってるのかもしれない。時代は変化しているからそれに適応するような力が必要だと改めて思う。ただ古き良き時代を生きてきた人にとっては、あまりに辛く厳しい社会と過去を比較してしまうのかもしれない。20代そこそこの私から見れば、そんな時代は存在しなかった世代で育ち羨ましくも思える。

さて私たち若者はこれからどこに希望を抱いて生きていけば良いのだろうか?非常に生きづらい社会になっていると思う。20代そこそこで結婚して温かい家庭を築きたいと願うこともどこか薄っぺらいものに感じてしまう。かつて当たり前だった光景が、幻のように消えていく。そして結婚という制度も問題があるのかもしれない。テレビやワイドショーで連日のように不倫という言葉が横行している時代なのだ。

でも一方で時代の進歩の恩恵を受けて、生活スタイルが多様になって幅広い価値観を生んでいるから面白い部分もある。気軽にネットを介して世界中に繋がれる時代になった。ある意味で奇跡的で予想外な世界になってきている。

 

不景気の煽りを受けて厳しい生活を強いられている人が沢山いる。近年では生活保護の不正受給が騒がれたり、貰うべきではない人が受給することで一般の人々の働く意欲が低下してしまう一種のモラルハザードが問題となっている。そういった問題があるけどやはり受給者が増加していく背景には不況の波があると。また一方で高齢者の単独世帯が増加したことにも原因がある。

www.nhk.or.jp

環境と人生 

今回は貧困の連鎖にをテーマにしよう。貧困と言うと遠い発展途上国の子供をイメージしていた時代があった。しかし時代は変化し、貧困という痛ましい現実がすぐ目前に迫る社会になってきている。自分が貧困に陥ってもおかしくないし、もしかしたらすぐ近くの人にもいるかもしれない。そして皮肉にも貧困世帯は次の悲劇を招きながら連鎖する確率が高い。一度罠に嵌ってしまったらループから抜け出すには相当の苦労を要する。例えば日本では未だに学歴社会が残っている。近年では学歴だけで判断するのではなく、高い能力を持った人が活躍する姿が当たり前になってきた、だけど一方で根強く社会に残っている。特に学歴が人間を測るモノサシになっているといっても過言ではないだろう。しかも収入と学歴の相関関係も高いということが発表されていて、貧乏な人は教育の質も下がる傾向にある。こうして世代を超えて受け継がれていくパターンが一般化してきていると思う。思えば、日本の江戸時代は身分制社会であって移動の自由もなく職業も世襲することが当たり前だった。武士の家に生まれたら武士になり、農家に生まれたら農家になることが、一種の名誉であり光栄なことだった。つまり生まれた環境が人生を大きく左右するという事実はさほど変化していないのかもしれない。

 以上から環境が関係していることを否定することは出来ないと思う。だけど全て環境のせいにすることは、おかしい。自分で変えていくことが出来る部分もあるのだから、周りに責任を押し付けて生きていくことが正解なわけではない。むしろ事実を認識して、どうすればいいのか?考えて欲しい。数学のように公式もないから非常に骨の折れる作業だけど勇気を持って欲しい。 

toyokeizai.net