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ルポライターを目指し日々奮闘中。日常の些細な事も含めて、オリジナル記事や創作したストーリーを載せています。

改憲の行方と民意の反映

日本国憲法の記念日を迎えて憲法改正について注目が集まっている。改正について各々意見もあると思うが、改正が現実味を帯びている。憲法9条の問題は据え置き他の条文については時代に即した憲法に改正する声が挙がっている。日本は法治国家であるから、法律を中心に統治が進んでいることは常識であり当然だと考えられている。そして憲法法源の中でも上位に位置付けられるので硬性憲法として時の政権の方針でむやみやたらに修正出来る余地を残すべきではない。憲法の歴史を探ると必ずしも日本だけで作ったとは言えない背景もある。戦後の敗戦でGHQの支配下で戦時体制の解体と改革が進められた。そして憲法の役割で見逃せない核心部分は、国民の義務を列挙したわけではなく国民の権利としての人権を保障している点で権力の暴走を不当な行使を許さない。  具体的に言うと憲法99条に記されているように国の権力を行使する立場の人間に対して「憲法尊重擁護の義務」を宣言している。これは違法な権力を行使させ権利の侵害を防ぐことに繋がる。だから憲法は公務員が順守する必要がある義務であって、それを自分達の都合による判断で変更できる制度は本来の趣旨から倒錯していて違和感が残る。課されている義務を自分で変更することが可能なら、憲法の意味もなくなり価値が消滅する。

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そのため憲法改正には高いハードルが設定されているので、議員はもちろん国民に対しても誠実に「民意」を問う必要がある。安倍首相は2020年のオリンピックを新憲法で迎える趣旨の発言をしている。改正ありきの発言で国是とすることに疑問が残る。果たして憲法の改正は実現するのだろうか?

 また憲法改正で争点となっているのは教育無償化を明記することらしい。教育無償化というか教育の問題は従来から指摘されてきたことだ。また子育て世帯負担割合は、年々増加していて家計は火の車だ。少子化のさらなる加速に伴い高齢化が進んだ先にある未来を想像できますか?世代間格差が叫ばれ抜本的な解決には到底結びつかない連鎖を生んでいる。 

 教育無償化を憲法改正の目玉として掲げる浅はかな主張は辞めるべきだ。国民の判断能力に委ねられているが果たして改憲する必要があるのだろうか?歴史の汚点となる方向に進まないように注視し、最新の動向を見つめることを期待する。

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