Small dreams≧Real life

ルポライターを目指し日々奮闘中。日常の些細な事も含めて、オリジナル記事や創作したストーリーを載せています。

小説で「共感力」と「追経験→経験」を身に付けよう♫

最近小説を読むことが多いんです。 

ブックオフのような安価な古本屋で買ったり、学校や地元の図書館などでレンタルしてなるべくお金を節約しています。 

読む量が半端ないので、全部買ってたら大変なことになるからです。(たまに飯を削って、本のお金に回してます)

正直言って小説ばかりひたすら読み続けたことって今までになくて、大学生になってはじめてのことかもしれません。

スポーツやらゲームやら他のことに夢中だったので……これまでは読書に全く縁のない人生を送ってきました。(今ではゲーム、アニメは全く興味がありません)

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さて小説ってあんまり人気ないですよね(笑)

ネットやスマホ、漫画やゲームが娯楽の一種に躍り出てきたので、相対的に本の優先順位も下がったんでしょうかね。

それに専門的な勉強をはじめるとするなら、最初に論文だったり参考書籍を探すべきだから、小説に実学的な効果は期待しませんよね。

悲しいことに、ますますフィクションが軽視されていくわけです。

すぐに目に見える効果があるわけでもないですし、極論を言えば読まなくても全然OKで生きていけますからね。

また小説を読むとなると、まずは登場人物を把握して、それを基にして情景描写を浮かべつつ物語を脳内で再生してと色々プロセスがあって複雑。

慣れるまではけっこう骨が折れるので、集中力をキープできないかもしれません。

 しかし「小説なんて読まねえや」と思ったあなたへ!

ちょっと待って下さい!

小説の良いところと言えば、架空のフィクションの中で想像力を磨いたり、追体験から共感力を向上させたり出来る所ですよね。

 

私的な見解ですが、2点ほど小説の良さを語ります。

まず一点目として小説は「共感力」を磨く材料になるからです。

「共感力」は対人コミュニケーションの出発点で、円滑な人間関係を築く上でも大切な力です。

言うまでもないことですが、ぼくたちは皆同じ人間ではなく、環境も思想も嗜好も全て違うわけです。

当たり前のように生活していても、当然対立や軋轢が生まれ争いを引き起こします。

これは絶対に避けられないジレンマです。

自分が良かれと思ってやったことでも、無意識のうちに相手を傷つけてしまったり、不快なことをしてしまってギスギスする場面があると思うんです。

言い換えれば、完全に他の人の気持ちを推し量れないし、それよりも自分優先になりがちだと思うんです。

でもこの「相手の気持ち」を理解し尊重する共感力がなければ、社会は成立しません。

お互いに相手の穴ばかり探し、誹謗・中傷を繰り返す世界では、無限の競争に追われて地位や名誉、お金などあらゆるものを奪い合ってしまうと思うんです。

この力のおかげで、本来ならば憎き敵同士のぼくらの歩調を縮めてくれます。

 それに四六時中休まずに気を張り、合理的かつ効率の良い生活なんて疲れるだけで、面白みもないと思うんです。

ぼくらには感情があって、万事がセオリー通りにいくわけないですよ。

もしもちょっと心に余裕がなくなってきたと思ったら、簡単な治療方法として小説を読んで見て下さい。

SNSやネットでインスタントな薄っぺらいコミュニケーションスタイルと人間関係が一般化した現代社会に生きるぼくらにこそ必要な栄養素は「共感力」だと思いますよ。

様々な登場人物に感情移入することで、違う立場の人間の気持ちを想像する訓練ができますよね。

これが健全で理想的な人間関係を築く上で役立つんじゃないかなと思うわけです。

 

二点目は未経験を追体験で経験に転化させることです。


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「恋愛小説ばかり読んで、恋愛した気分になるな」とよく言われます。

これは単純な言葉を通した物語だけで恋愛経験と同等の経験が出来ないという意味ですよね。

つまりリアルで個人的な経験に勝るものなしです。

でもちょっと考えて見て下さい。

 

ここにある学生がいるとしましょう。

彼はひたすら勉強ばかりしていて、いわゆるガリ勉で運動神経もルックスも悪い。

友達も少なく、もちろん彼女もいない。

そんな彼は恋愛することも出来ないわけです。

一方で周りの男はみんな彼女を作り、いつも楽しそうにしています。

こうなると普通の人が経験している恋愛という経験をしないまま成長していくわけです。

未経験の部分がぽっかりとした穴になってるわけです。

 

それだったら追体験であろうと恋愛小説を読んだ方がいいと思いませんか?

完全に同じ体験は無理ですが、少なくともポッカリと穴が空くことは防げます。

穴が空くことは恋に落ちたときのお互いの感情が分からないわけで、危機的状況です。

これを全く知らないとなると人間的にもけっこう問題があってマズいと思うんですが・・・・・・。

そこで個々の経験は十人十色であってそれぞれ違うわけだから、沢山の恋愛小説を読めばそれなりの経験に変わると思うんです。

もちろんベストとは言えませんがベターになり、それなりに意味があると愚考します。

 

それに関連してですが、ぼくは浪人までして一般受験を通して大学に入りました。

周りのほとんどが推薦で進路を決定していく中で、睡眠以外を除いてずっと勉強していたので部活、文化祭、恋、友人関係で得られる普通の学生時代の経験を失いました。

大事な青春時代を犠牲にした代償の上での大学進学です。

ハッキリいってバカみたいな話しです。 

今思い出すと溜め息と後悔しか出て来ないですよ。

若いときの青臭い気持ちってすごく貴重な経験だと思うんです。

そこで考えついた方法が、小説を通して追体験で補完することです。

小説なら年齢による強制的な縛りもなく、個人的なペースで読み進められます。

恋愛、学生生活、友情をテーマにした本を通して「失われた経験」を少しずつ埋めていく計画です。

ちょっと長くなりましたが、この辺で終わりにします。